尾上 菊之助(おのえ きくのすけ)は、歌舞伎役者の名跡。屋号は音羽屋。定紋は重ね扇に抱き柏、替紋は四ツ輪。
- 初代 尾上菊之助
- 三代目尾上菊五郎の次男、生没年不詳。のち姉婿の四代目尾上菊五郎(女形)の養子。
- 初代尾上菊之助 → 四代目尾上榮三郎
- 二代目 尾上菊之助
- 五代目尾上菊五郎の養子。1868?97。『残菊物語』の主人公。
- 二代目尾上菊之助 → 尾上松幸 → 二代目尾上菊之助
- 六代目尾上菊五郎の養子、1915?95。
- 四代目尾上丑之助 → 三代目尾上菊之助 → 七代目尾上梅幸
- 四代目 尾上菊之助
- 七代目尾上梅幸の長男、1942? 。世話物を得意とし、「尾上菊五郎劇団」を率いて江戸歌舞伎を今に伝える。
- 五代目尾上丑之助 → 四代目尾上菊之助 → 七代目尾上菊五郎
- 五代目 尾上菊之助
- 四代目の長男。1977? 。当代。
- 六代目尾上丑之助 → 五代目尾上菊之助